春の楽しみ
同じ町内でも大きな標高差がある長野原町は、春が2度来る町、と言えるかもしれません。八ッ場周辺地域は例年4月中旬から桜が咲き始め、5月に入ると応桑から北軽井沢へ、一斉に緑が爆発するような高原の春が訪れます。
浅間のトレッキングや森のハイキング、湖のアクティビティを楽しんだり、水陸両用バスでダム周辺のダイナミックな景色を眺めてリフレッシュしたり。春まつりで地域の文化に触れ、この春オープンした「やんば天明泥流ミュージアム」で江戸の人々の豊かな暮らしを知るのもおすすめです。
夏の楽しみ
標高1000mを越す北軽井沢は、古くから学者や作家たちが避暑に訪れる地でした。現在でも真夏の最高気温は平均27℃程度で30℃を超える日は珍しく、夜は布団をかけて寝られる涼しさです。
八ッ場周辺地域は標高600~700m程度、真夏の青空を映すあがつま湖は目にもさわやか。朝晩はひんやり涼しい風が吹き抜けます。
山歩きやキャンプ、滝めぐり、湖でのアクティビティーやさまざまなイベント、採れたての野菜。楽しみいっぱいの夏のながのはらで、身も心もリフレッシュしてください。
秋の楽しみ
北軽井沢ではお盆が終わると、早くも秋風が吹き始めます。季節が進むにつれツタウルシが赤く染まり、11月に向けてカラマツが黄金色になる頃には浅間の頂きがうっすらと白くなります。
北軽井沢の秋が終わりに近づく頃、八ッ場周辺地域は紅葉のピークを迎えます。ダム建設によって昔から紅葉の名所として名高い吾妻渓谷の風景は変わりましたが、湖に映る色とりどりの山々は目を奪われるほどの美しさです。
山栗やきのこ、新米などおいしいものもいっぱい。実り豊かな長野原町の秋を満喫してください。
冬の楽しみ
長野原町の冬はにぎやかです。パウダースノーに覆われた北軽井沢は、12月からウィンタースポーツを楽しむ人たちで賑わいます。2022年1月から八ッ場あがつま湖を巡る遊覧船も始まり、船内から冬の風景を楽しむことができます。
例年行われる浅間高原雪合戦には各地からチームが集まり、熱戦が繰り広げられます。川原湯温泉では天下の奇祭・湯かけ祭り(2022年中止)、2月にはロウソクの灯が美しい「北軽井沢炎のまつり」(2022年開催未定)も。晴れの日も雪の日も、楽しみがいっぱいです。